写真の話をしましょう。©たけちゃん

フィルムで撮ってみた(2完)

 

D7200がびっくりするくらい調子がいいです(爆)

 

なので、後面ボタンに不調のあったD4sは修理に出しました。

新宿サービスセンターさん曰く

「だいぶ使われてますねー(^^;)なんでち」との事で、

嬉しいやらなんやら(??)

お盆前に帰って来るかは微妙な所なのですが、

まー7200があればなんとかなります(爆)

 

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つづきです。

 

F2に入れたフィルムは37枚撮影して、巻上げレバーが止まりました。

撮影済のフィルムは、巻戻しクランクをしゃかしゃか回してパトローネに戻します。

フィルムを現像店に持ち込み(今回はヨドバシカメラのフジ純正プリントを指定)、

①現像   →ネガの現像

②プリント →ネガからのプリント

③データCD書き込み        をお願いしました。

全部で2500円位だっかな?

 

さて、こんな感じになりました。

まずは屋外

(CDからのアップロードです。220万画素相当だそうです)

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さて屋内

窓からの自然光とLED調色シーリングライトです。

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こんな感じです。

データCD化していますので、プリントを手に持って見たのとは違います。

(データ化した時点で、画の平面感が増しているように感じます)

うちのPCで見ると、ブログ記事のサムネイル画とL版プリントが丁度同じサイズに(爆)

室内の低光源下では、D300sの高感度と同じ位の仕上がり感があります。

ISO400だし(爆)

昔の200万画素のコンデジとかって、こんな感じじゃなかったかな?

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デイライトはデイライトなんだなー。と思いました。

 

 

 

 

 

CDの中に、こんな画像がありました。

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好天でしたが、雲が流れてたので、外の紫外線拾ったのかな? と思いましたが、

いやまてよ??

プリントをD4sで撮ってみました。

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まだちょっと違いますが、こっちの色の方がイメージに近いです。

 

気が向いたらまたフィルム使ってみたいと思います。

照明も多少はあるので、Aiの60マクロとかあると使いやすいかも知れません。

 

 

 

 

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デジタルだとこんな感じです(爆)

 

 

 

 

 

 

 

 

フィルムで撮ってみました(1爆)

F2を久しぶりに動かしてみました(爆)

 

先日の写真教室のご参加者(若い方)さん、フィルムを使った撮影について

・デジタルより色あせた感じに写る

・全体的に、ソフトフォーカス(?)になる

・写真の中央辺りがのみ明るく撮れる

というものだと思われていたのを目の当たりにしました。

 

フジの[写ルンです]が密かに流行っていて、撮影後は現像はするけれど、プリントせずにデータCDでネットに上げているという記事をみました。

今は、写真はPCなどで観るのが基本なのですが、ネガフィルム→CDへデータ書き込み時に、本来の画と違ってくることも多々あります。

(フジのデータCDは約220万画素だそうです)

 

自分もフィルムを長く使っていた(と、いうよりそれしか無かった)ので、

「今フィルムで撮るとどうなるか?」をやってみました。

最後にフィルム(F2)で撮ったのは、10年とか12年前とか、そんな頃だったと思います。

当時は手持ちのモータードライブ(MD-3)も動いていましたが、現在は故障中で休眠しています。チャンス見て直そうと思ってはいますが。

 

ボディも経年(笑)で要オーバーホールの状態ですが、ちゃんと撮れるかな??

 

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フィルムとデジタルの違いは何か?

見る方法が違います(当たり前)。

それ以外に、

フィルムで撮る場合はフィルムを購入する時点で、ある程度の撮影の方向性を決めていました。

ASA(ISO)はいくつのものを使うか?

被写体によって、コントラストはどうするか?

どんな特性のフィルムを使うか?      等々。

 

デジタル同様、ISOの低いもの程、画質がよくなります。

屋外や自然光、照明下の撮影かによって、フィルムの種類(ホワイトバランス)を決めます。

予想される天候や撮影する時刻、現場の状況によってフィルムを選びます。

→人物ならコントラスト低めのフィルム、風景や乗り物などはコントラス高めのフィルム。

 

今回は、選択範囲の少ない中から、フジのSUPERIA ISO400を選んでみました。

普段はコダックのコントラスト高めので(エクタクローム)でバリバリ撮ってましたが、今回は、小鳥(ぴいちゃんとおもち)の撮影もありますので、発色抑え目のフジを選びました。

 

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36枚撮れるのでち(・◇・)

 

パッケージの裏には、情報表記があります。

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ここまでで決まる物をデジタルに例えると・・・

①ピクチャーコントロールがフィルムの銘柄で決定(肌色を基準とした標準的な色合い)

②ホワイトバランス (日中の自然光用))

ISO感度 (400)

④撮影可能枚数 (36枚)

 

②と③はデジタルを使い始めの方は毎回悩まれているかとは思いますが、フィルムで撮る場合にはこの悩みが無くなります。というよりフィルムで固定されますので、出来る事といったら、照明をちょこっと変える事と、フィルターの使用くらいでしょうか??

この①~④は、フィルムを撮り終わって別のフィルムに交換するまで固定となります。

 

さて、実際にフィルムを装填してみましょう(爆)

F2のクイックガイド(爆)

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これはF2というニコンのカメラですが、古いです。電池はボタン電池が二個入っていて、それは露出計を動かす為だけのもので、ボディ本体は全部機械駆動で電力を使っていません。

1/2000のシャッタスピードもカムとスプリングの反力など機械動作のみで正確に制御しています。

最近のF6とかは、これにフィルムの自動巻き戻しとオートフォーカス自動露出が付いたくらいで、F2とほぼ同じです。

デジタルと違って、ボディの新旧は使い勝手のみで、写真の仕上がりはレンズで決まります。なのでフィルムのカメラは故障しなければいつまででも使えます。

 

どちらかというと、55mmF1.2の方がキツイかな?

こちらも経年で、F4より開けると結像が甘くなります。

 

さて、フィルムを入れてみましょう

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裏蓋のロックを解除して蓋開けて、フィルム(パトローネ)を左側に入れます。

 

フィルムの上下の穴を巻き取り軸の爪に引っ掛けます。

巻き取り軸は指でも少しは送れますが、これは巻上げレバーと同軸になっています。

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フィルムの先端をちょっと引っ掛けて、巻き戻しクランク側で少しだけテンションを掛けて、装填時に露光したフィルムを送ります。蓋を閉めて、二枚分シャッター切って送って、その時に巻き戻しクランク部が一緒に回転すれば装填成功です。

シャッターを切って巻上げレバーを操作すると、フィルムは36mm+数ミリ(コマの間隔)送られます。この36mmとうのはネガの撮影サイズ[24×36mm]となり、このサイズはデジタル機のフルサイズ機のセンサーサイズとなります。

 

 

ネガで実際に撮影したものです(例) 24×36mm

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元々フィルムが透明な茶色なのでよくわかりませんが

実はこの中にすでに色が入っています。

 

フォトショップで反転してみました

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あまりにも古いので色褪せてますが、2200系(左の電車)はアイボリーに青帯、ロマンスカーは赤とグレーの車体がわかるかと思います。

(小田急多摩線が二両編成の頃の写真です)

 

さて、フィルムも入れた事だし、実際に撮ってみました。

実際の撮影に当たっては、55mmを古い新型のAF50mmF1.4Dを使いました。

F2のフォトミックAファインダーは視度調整が効かないのと、F2+55+私の視力の相性が悪かったので、少しだけ深めの50mmに交換して撮りました。

 

 

 

 

さてその結果はにかに?!

 

(期待してはいけません)

 

デイライト は デイライトなんだなーと再認識があったくらいで(爆)

 

 

つづく・・・

 

 

D7200のNFC接続

写真教室はお陰さまで満席にて終了いたしました。

ありがとうございました。

 

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D7200がうちにやってきましたが(既出)

 

この機種には、今流行りのWifi接続機能がありまして、

さらに簡便な[NFC接続]という機能が付いてます。

スマホのお財布ケータイ機能を使って、スマホとの相互通信が出来るとか。

撮影画像をスマホに転送(あくまで簡易的な物)と、スマホ側からのリモート撮影が出来るというシロモノです(爆)。

 

一応、取説には「アプリをスマホにDLと、WifiNFCの設定をONにする」と、ボディ右側とスマホを近づけると、アプリ自動起動自動接続。という事になっていましたが、

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なぜかこうなってしまいました。

通信開始しようとはするものの、スマホとの接続が出来ません??

スマホをアップデートしみても状況変わらず、新宿サービスセンターに持って行きました。

 

た「えーっと、繫がんないんでちけど(==;)」

新「凸?(・・?)ありー?」

た「ここまでで止まっちゃうのでちよ」

新「凸?(;・・?)ありー?」・・・・

 「あっ、繫がりましたのでち(爆)」

と、突然繫がりました。

 

これが主原因だったのかはわかりませんが、

最初はスマホ側でアプリが立ち上がり、接続をはじめようとすると画面に、

[端末のインターネット接続が切れました・・云々]というポップアップ画面が出てきました。それを「今後は通知しない」に設定したとたんに接続成功??

という顛末でした。

 

 

 

家へ帰ってからも、接続チェック

これがリモート撮影画面です。

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こんな感じで、ライブビュー画面がスマホに表われ、フォーカス位置をタッチパネルで設定出来ます。

LVの設定そのままという感じですが、フォーカス位置とシャッター操作のみが出来ます。(ボディ側でAF-Fに設定してたかな??)

 

縦位置画

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下のコマ画はスマホ側へ転送した画像です。

 

きっと、いつか何かに使えるのではないかと(爆)

 

 

7200はこんな感じです(一部トリミング)

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7200よりぴいちゃんの方が速いかな??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デジカメを買って最初にやること(完)

さてさて、

デジカメを買ってきました。

電池を充電してみました。

電源入れて、時計合わせ(取説参照)して、

撮影です。

 

と、言う感じでKiss X5を初期化してみました。

(D7200でやるより現実的かなー、と思いましたので)

 

画質の設定と確認のやり方のみご説明します。

(出荷時の設定が取説に載ってなかったので、まーこんな感じかなと)

 

まず、カードの初期化 (画像は使いかけカードが入ってますので参考)

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初期化=フォーマットは、SDカードとカメラを同調させる作業です。

これは、新品のカードを買ったときや、カードからPCに画像を移してカードをまっさらにして次の撮影に備える場合行います。

[物理フォーマット]は、カードの書き込みが遅くなった場合に行うそうです。(Canon)

 

 

 

撮影してみましょう、の前に、画像の保存サイズを確認してみました。

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残念ながら(笑)、ちゃんとLサイズの低圧縮になってました(爆)

このまま撮影すればOKです。

※このメニュー画面はAUTOでの撮影の場合の画面です。

 

一回でもここの部分の設定を触ってしまったことのある方は、ぜひ確認してみてください。

 

 

参考:こっちは応用ゾーンでの設定メニュー画面です。

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さっきの簡単AUTO撮影モードより色々設定可能。

 

Nikonのデジカメの場合だと、出荷時の画質設定は(JPG設定)

カメラマーク→JPEG圧縮を選ぶと・・・

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・・・・

 

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[サイズ優先](高圧縮)になっていますので、これを[画質優先](低圧縮)にします。

これをしないと画質悪いです(爆) ホントに(爆)

 

 

 

さて、うちのキスデジで、画質設定を変えて撮り比べです。

X5に50mmF1.8 [フラッシュ発行禁止オート]という簡単設定での撮影です。

(さっき初期化してそのまま撮影)

ぴいちゃんにもおもちにも断られましたので、プラぴーちゃんを撮ってみました。

 

これは Sサイズ

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こっちは、Lサイズの低圧縮(最高画質)での撮影です。

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「差がわかんねーよ」って?

Lサイズで撮っても、アップロードの為にサイズを落としてますので、同じようになります。

 

 

 

さて、原画を見ると??

普通に原画サイズで再生したのもを、スクリーンショットしてみました。

画像サイズの比較です。(画面は17インチワイド)

 

 

Sサイズ (原画573KB)

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Lサイズ (原画4.02MB)

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このくらいの大きいサイズとなります。

 

 

 

保存画質と使うカードの決め方は、最近続けて書いた記事の通りで大丈夫です。

これからかしこまった撮影だー と言う場合や、写真教室などに参加される時は、

①画質とカメラの速度に適したカードを用意する事。

②カードは空に(フォーマット)して、容量を空けておく事。

③フォーマット後に必ず試写をして、動作を確認しておく事。

④予備のカードを用意する事。

 

こんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと息抜き(爆)

当ページからリンクを貼ってある、

"PHOTOHITO"という投稿ギャラリーサイトがあります。

(価格comと連携しているとこです)

 

D7200の試写画像を載せてみました。

 

photohito.com

 

室内でフラッシュを使った、という撮影データがありますが、

後方バウンズで撮ってます。

 

 

さてさて

ブログ記事用に7200は一旦リセットです(爆)

 

デジカメを買って最初にやること(1:SDカードの選び方)

やっとSDカードにたどり着きました(爆)

 

 

SDカードを見ると、表に色々書いてありますが、

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このカードはSunDiskSDHC・エクストリームプラス8GBです。

買ったときは最高速でしたが、今ではごく普通の規格となっています。

 

 

①カードの規格

SDカード 古いタイプで容量も小さく、転送も遅いです

SDHCカード デジタルカメラ等に使用する、比較的新しいタイプです

SDXCカード 最近の4K動画にも対応している最新タイプです

画像のカードは、SDHCタイプです。

SD使用のカメラだったらなんでも合うんでしょ?というのは怪しい部分があります。

例えば、SDカードがデジタルカメラに使用されるようになった初期の頃は、SDXCという規格も、256GBという大きな容量のカードは製品化されていませんでした。

よって古い年式のカメラの場合は、現行の高速大容量カードを入れても認識しない場合があります。

カメラは撮影前にカードの状態、空き容量を確認しています。

なので「撮影可能枚数」が表記される訳です。

 

②スピードクラスの表記(データ読み書きの速度の規格)

お鍋に1 は UHS1 という規格

〇に10 は Class10 という規格の表記です。

スピードクラスには、4・6・10とあります。(大きいほど高速)

現在では、ほぼClass10の物しか手に入りません。

 

③カード全体の記録容量です。

8GBの容量があります。

 

④転送速度

80MB/Sは、1秒間の転送速度の表記です。(1秒間に80MB転送できる、という意味)

これはあくまで目安の速度です。

実際には様々な条件が違いますので、目安となります。

また、書き込み(撮影)、書き出し(表示・転送)で速度が違います。

 

⑤製品名

SunDiskさんのサイトで、この製品の新型のタイプの性能表示があります。

 

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実際にSDカードを購入するに当たっての注意点です。

①メーカー動作確認のカードか? (製品名)

 

②容量は十分か? (記録容量)

→自分は1日にどの位の枚数を撮影するのか?を念頭において容量を選びます。

※大きければいい、というものでもありません。

そんなにバリバリ撮らないよ。と言う方は、ご自身のカメラの一回の充電での撮影枚数を参考にしてください。たいたいの目安になります。

 

③カメラの速度に対して、十分なカードのスピードがあるか? (転送速度)

連写最高速度と画像容量のの兼ね合いを考慮する必要があります。

 

④必ず、複数枚用意

SDカードは電極がむき出しになっており、高温多湿、または汚れや静電気に対する耐性が低いものです。

なので、撮影時には複数枚のカードを用意しておきます。

長時間の撮影などでは、全てを一枚のカードで撮るのではなくて、午前午後や、時間ごとにカードを変えて撮影します。

万が一トラブルが発生しても、生き残っている別カードの画像が使えます。

トラブルの発生したカードは、レスキュー業者さんにお願いすれば、運がよければ画像を取り出すことが出来ます。

また、半年とか1年分の画像をカードに入れっぱなしというのもダメです。

一週間ごと、または一日ごとにPC経由で外付けHDなどに保存します。

カードからPC経由でHDにコピーの作業をして、HDに全て転送が完了したのを確認したら、カードはカメラに入れてフォーマットをします。

そして、次の撮影を始める前に必ず試写をします。それから撮影。

予備のカードは、むき出しにして鞄に入れる等はせずに、必ずカードケースに入れて持ち歩いてください。撮影の終わったカードも同様です。

 

と、いう事を念頭に置いて、SDカードを選んでみてください。

カメラ売り場の店員さんに、ざっとこんな感じの内容、「機種は○○で、旅行とかにも持って行く。予備も欲しい。」と伝えると、ちゃんとした規格の少し上等なカードを2枚出してくれると思います(爆)。

 

 

 

次回はいよいよSDカードを出荷状態のD7200に入れて、

カメラの初期設定をやってみる予定ですー。

 

(予定ですー)

 

 

 

 

 

 

デジカメを買って最初にやること(0-2)

デジカメが来ましたー、と、画像の保存形式に付いて書きました。

 そして前回は、[画像の記録画質とサイズ]ということに付いて書きました。

 

JPGで撮って、一枚当たりの画像の容量、

それに加えて今回は、[連写速度と容量]という事に付いて書きたいと思います。

自分のカメラは一秒間に何枚撮れて、記録は何MBになるのか?

という事についてです。

 

インターネットには、メディアカード(SD・SDHC・SDXC)についての記事が沢山あります。

その記事をご覧になって、リンク先のネット通販でメディアカードを格安で購入された方も多いかと思います。

だいたい、「売れ筋No1」とか、「最安値」という表記があったかと思いますが、それを買われる前に、カメラの取説書を確認されましたか???(←後述します)

 

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前回からの記事含め、IT関係に詳しい方は内容について「そこは違うだろ」と思われている事も多いかと思います。わかってますよ。

私が写真教室で初心者の方とお話しさせていただいて、よく言われたことが

「SDカードの選び方がわからない」という事でした。

容量、連写速度、保存形式について細かく書いているのはその為です。

この記事は、カードの選び方を熟知されている上級者の為の記事ではありません。

そこのところをご理解ください。

バッファ云々と今の段階で書いても仕方ないので。

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さて、

このカメラは一秒間に何MB使うのか? の実際です。

 

うちの Kiss X5 と D7200でやってみます。

 

Kiss X5

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ドライブモードを[連写]に設定すると連写が出来ます。

このカメラは秒間3.7コマ撮れます。(1800万画素)

 

前回の記事通り、画質をJPG-低圧縮で1枚約6.4MB。

秒3.7コマなので、1秒間に23.68MB必要。

となります。

 

D7200では

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CHモード(高速連写)モードにします。

 

この子は2400万画素で、秒間6コマ撮れちゃいます。

一枚の容量が12.7MBですので、

12.7×6=76.2

1秒間に76.2MB使う、という事になります。

 

ファミリーユーザー向けKissのX5 (23.68MB/秒)

乗り物飛び物超得意のD7200 (76.2MB/秒)

 

この二機種の比較だけでも、連写時必要な容量にこれだけの違いが出ます。

そして、高画質、連写の速い高性能機になるほど必要な容量が大きくなる、という事をおわかりいただけるかと思います。

仮にこれを「やっぱりRAWで撮るわ」となった場合、この4倍の秒間の容量が必要になります。

 

 

SDカード等のメディアカードついて、この書き込み速度、画像保存の安定性をメーカーの方で動作チェックした製品(カード側)があります。

これは「動作確認済メモリーカード」として、取説書や、メーカーのHPやユーザーサポートページに載っています。

 

EOS Kiss X5 動作確認済メモリーカード

 

このメーカー側で確認したカード以外でも、実際には問題なく撮影は出来ると思います。ただし、メーカー側でチェックしてあるものではない事を承知した上で使ってください。

 

 

次回はやっとSDカードかな?(爆)

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左 Kiss X5用

中 D7200用

右 D7200用予備

 

X5用の8GBがさっきのメーカーページに載っていませんが(笑)。

これはX5の販売時(2012年)に、この容量(クラス)のカードが無かった、という事です。